ネットショップ(EC)の一元管理システムって何ができるの?おすすめのシステムツール17選も解説

ネットショップ向けの一元管理システムの特徴と、おすすめツール17選を紹介しています。煩雑なネットショップのデータをスマートに管理したい方は、ぜひ参考にしてください。

複数のネットショップ(EC)やECモールの業務を一括で管理するなら、一元管理システムの導入がおすすめです。

一元管理システムを導入することで、各ショップやモールの受注や在庫、商品登録など、さまざまなデータの管理が容易になります。

今回の記事では、ネットショップ向けの一元管理システムの特徴と、おすすめツール17選を紹介します。煩雑なネットショップのデータをスマートに管理したい方は、ぜひ参考にしてください。

ネットショップ(EC)の一元管理システムとは

ネットショップ(EC)の一元管理システムとは

最初に、ネットショップ(EC)の一元管理システムの特徴を紹介します。

まずは「一元管理システムで何ができるのか」を正しく理解しておきましょう。

複数のネットショップやECモールのデータを統合し管理できる

ネットショップ(EC)の一元管理システムは、複数のプラットフォーム・モール(自社ECサイト、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングなど)のデータを一か所に集約します。

管理できるおもなデータは以下のとおりです。

  • 商品データ(名称、価格、在庫数など)
  • 受注データ(注文内容、顧客情報、配送状況など)
  • 売上データ(期間別、プラットフォーム別の売上情報)

特に各ECモール間での在庫数の管理ができる点が大きな特徴で、在庫切れによる機会損失の防止に役立ちます。

各ネットショップ、ECモールとリアルタイムに連携する

一元管理システムは、各ネットショップやECモールとリアルタイムに連携が可能です。

というのも、一元管理システムには「API」や「バッチ処理」などの手段が用いられており、リアルタイムまたは一定間隔で以下のデータを同期できるからです。

  • 在庫の更新
  • 受注情報の取り込み
  • 出荷状況の自動反映

上記のような情報をリアルタイムに把握できることで、売れ行きや在庫状況の把握がスピーディになり、より効率的なネットショップやECモール運営が可能になります。

一元管理システムの主な機能

一元管理システムの主な機能

次に、一元管理システムの主な機能についてみていきましょう。

ツールによって搭載されている機能は異なりますが、ここでは一般的な機能を紹介します。

受発注業務を一元管理できる

受発注業務は、受注元や発注先によって分けて管理していると、それだけ工数がかかります。とくに、複数の企業と取引がある場合には、受発注の管理だけでも一定の時間や人員の確保は避けられません。

一方、受発注を一元管理できていれば、特定の履歴の抽出や合算などもスムーズに実施可能です。

一元管理システムにおける、受発注管理の主な機能は以下のとおりです。

【受注管理の主な機能】

  • 自動受注登録:各販売チャネル・モールの注文を自動取り込み
  • 在庫引き当て:受注状況により自動で在庫数を計算
  • 配送伝票作成:配送業者(ヤマト運輸、佐川急便など)のシステムと連携し、伝票番号を自動発行
  • メール通知:顧客への注文確認や出荷通知メールを自動送信

【発注管理の主な機能】

  • 仕入れコスト分析:仕入れコストや在庫回転率を分析
  • 発注アラート:在庫不足時に自動通知
  • 仕入れの最適化:需要予測をもとに最適な発注数を提案
  • 発注履歴管理:過去の発注情報を一元的に記録

問い合わせやメールを一元管理できる

一元管理システムでは、問い合わせやメールも一括で管理できます。管理上の窓口を集約できるため、複数スタッフでの運用にも適しています。

また、多くのシステムはそれぞれの問い合わせに対して、ステータスを付与可能です。ステータスとは、未対応・返信待ち・対応中などの情報です。

どの担当者がどのように対応しているかが一見して把握できるため、管理の効率化につながります。

具体的な機能について、以下で紹介します。

問い合わせ一元管理機能

問い合わせに関する一元管理機能には、「自動チケット化」や「問い合わせ分類」「ステータス管理」などがあります。

それぞれの特徴や内容は以下のとおりで、必要に応じた機能を選択します。

【自動チケット化】

一元管理機能システムの「チケット」とは、顧客対応やタスク管理、予約管理など、システム内を管理する単位を指します。

問い合わせが発生すると自動的に「チケット」として登録され、担当者を自動or手動でアサイン。チケットには、優先度や対応期限などを設定できます。

【問い合わせ分類】

問い合わせ内容を自動で分類して、担当部門に振り分ける機能です。

配送関連・注文変更・返品リクエストなど、任意のカテゴリに分けられます。

【ステータス管理】

「未対応」「対応中」「完了」などの進捗状況を可視化できる機能です。

長期間未対応のチケットには、リマインダーの設定も可能。

なお、担当者が一人であれば不要なケースもありますが、オペレーターが複数人いる場合は、あると便利な機能です。

メール一元管理機能

ネットショップやECモールでは、顧客とのコミュニケーションツールであるメールの管理も重要です。

ツールにより詳細は異なりますが、一般的なメール一元管理機能では、以下のような機能が用意されています。

【一元化された受信ボックス】

複数のメールアドレスを、一つの受信ボックスで管理できる機能です。

例えば、用途によって「info@ecsite.com」「support@ecsite.com」など、2つ以上のメールアドレスを活用している場合でも、メールの内容を一ヶ所で直接確認・返信できます。

【テンプレート機能】

テンプレート機能では、あらかじめ定型文を登録できます。

例えば、「配送案内」「返品手続き方法」「謝罪文」など、状況に応じたメールのテンプレートを用意しておくことで、迅速な対応が可能になります。

【メール自動応答】

特定の条件でメールの自動返信ができる機能です。

例えば、営業時間外にメールを受信した場合であれば、「お問い合わせありがとうございます。〇〇時間以内に返信いたします」などの即時応答を設定できます。

顧客一元管理機能

ネットショップやECモールに欠かせない顧客情報も、一元管理できます。

一般的に搭載されている顧客一元管理機能は、以下のとおりです。

【問い合わせ履歴の統合】

顧客一元管理機能では、顧客ごとの過去の問い合わせ内容や対応履歴を閲覧できるため、「以前どのようなやりとりをしたか」の把握が容易になります。

また、購入履歴や配達状況とも連携できるため、顧客からの問い合わせにスムーズに対応できます。

【顧客プロファイル】

顧客の情報として、「名前」「メールアドレス」「電話番号」「購入履歴」「問い合わせ履歴」を統合管理できます。

顧客プロファイルを活用することで、リピーターやVIP顧客に対する優先対応が可能になり、売上の最大化を目指せます。

仕入れや入庫、在庫を一元管理できる

一元管理システムは、在庫情報の一元管理にも役立ちます。

複数の店舗やモールを展開している場合、適切に在庫を管理できていないと、在庫がないのに販売してしまったり、店舗に在庫があるのにECサイト上は在庫なしになってしまったりするリスクが高まります。

チャネルの数が増えるほど、管理が煩雑になるため、一元管理は必須といえるでしょう。

なお、在庫の一元管理には以下のような機能があります。

機能おもな特徴メリット
仕入先管理仕入先ごとの価格や納期、品質評価を管理最適な仕入れ先が選択できるようになる
入庫データの連携・発注データと入庫データを紐付け・納品内容の確認・入庫時の不備をシステム上で報告、記録在庫管理の精度が高まる
リアルタイム在庫更新・販売、返品、入庫の状況に応じて在庫数を自動更新・各チャネルの在庫数を即座に同期在庫管理の精度向上や欠品防止につながる
在庫分析在庫回転率、滞留在庫、売上貢献度を分析売れ筋商品と不良在庫を特定することで、販売促進や在庫処分を計画できる
在庫アラート在庫が設定した最低数を下回るとアラートを発生在庫切れ対策が可能になる

商品マスタデータや商品登録を一元管理できる

一元管理システムでは商品マスタデータを一括で管理できるため、複数チャネルの商品情報を統一できます。たとえば、ECモールに出品する際にモール内SEOを意識して、商品の登録名を変更するのはよくあるケースです。

しかし、実店舗やほかのモールと商品名が異なると管理は複雑になり、担当者の負担を増やすことになりかねません。

一方、一元管理システムを利用してマスタデータで管理すれば、同一商品として管理でき、業務の効率化につながります。

商品マスタデータや商品登録に関する、具体的な機能は以下のとおりです。

商品登録機能

商品登録には、以下のような機能があります。

【一括登録】

CSVやExcelファイルを使った商品データを、一括アップロードする機能です。

複数の商品をまとめてアップロードできるため、短時間で多くの商品を登録できます。

【商品テンプレート作成】

商品タイプごとにテンプレートを作成できる機能で、登録作業の効率化が図れます。

【ドラフト管理】

商品データの登録を一時保存する機能です。

商品登録作業を中断したい場合、公開せずに一時保存しておき、時間を置いて確認・編集・修正ができます。

商品データの統合管理

商品データの統合管理機能では、チャネルごとに異なるデータ形式を自動で適用したり、商品バリエーションごとの在庫や価格を個別に設定できます。

また、色やサイズなどのバリエーション商品を一元管理できる機能もあります。

さらに、商品データの一括修正も可能で、各ネットショップやモールでの商品価格や説明文の一括編集も可能。

キャンペーン期間中の価格変更や、季節商品への更新をスケジュール化し、複数のネットショップやECモールに一括で反映できます。

ネットショップ(EC)運営で一元管理システムを導入するメリット

ネットショップ(EC)運営で一元管理システムを導入するメリット

ここからは、ネットショップ(EC)運営に一元管理システムを導入するメリットを紹介します。

おもに以下の3つの理由により、複数のネットショップ・ECモール運営が効率的に行えるようになります。

業務の効率化

一元管理システムを導入することで、ネットショップ(EC)運営の煩雑な作業を大幅に削減できます。

例えば、商品情報の登録・更新や在庫管理、受注処理などを一ヶ所で管理することで、複数モールやチャネルで同じ作業を繰り返す手間を省きます。

また、在庫情報や注文データが自動で同期されるため、手動作業によるミスや確認作業を軽減。

さらに、在庫が一定の閾値(しきい値)を下回ると自動で仕入れ発注が行われたり、配送伝票が自動生成されたりと、多くの業務を自動化できます。

一元管理システムの導入によりチャネルごとの個別の確認・修正の手間がなくなることから、担当者はマーケティングや商品企画など、より売上に直結する業務に取り組めます。

データの統合と可視化

一元管理システムを導入することで、データの統合や可視化が容易になります。

複数のネットショップを運営する場合、「チャネル間で価格や在庫が異なる」などのトラブルが発生するケースもめずらしくありません。

しかし、一元管理システムを導入すると、運営中のネットショップの商品情報・受注データ・在庫データ・顧客データを一元的に管理できるため、一貫性をもって情報を管理できます。

また、各チャネルの売上データや在庫回転率、商品別の売上ランキングなどが統合的に分析できるため、EC事業全体の把握に役立ちます。

各モールの特性に応じて、最適化した商品説明や価格設定を一元管理できるようになれば、販売効率のさらなる向上が目指せるでしょう。

在庫管理の精度向上

一元管理システムの導入により、1つのチャネルで売れた在庫が即時に他のチャネルに反映されるため、在庫切れや販売機会の損失を防ぎます。

また、リアルタイムで在庫を把握することで過剰な仕入れの防止や、在庫回転率の分析によって効率的な在庫補充も可能。

在庫が設定した閾値(しきい値)を下回るとアラートが発生するため、欠品を未然に防げます。

閾値(しきい値)を設定すると何がいいの?

例えば、楽天スーパーセール開催じなどの受注が集中する際に、リアルタイムでも反映が遅れる場合があります。

そのような状況でも、閾値(しきい値)を設定しておくことで「在庫3以下になったら完売とする」など、需要の増加に迅速に対応できます。

特にECモールでは、売り越しによるペナルティが設けられていることもあり、できる限り避けばなりません。

一元管理システムで閾値(しきい値)を設定しておくと、一時的に注文が殺到した場合の売り越しを防止できて安心です。

ネットショップ(EC)におすすめの一元管理システム17選

ここからは、ネットショップ(EC)におすすめの一元管理システムを紹介します。

特徴や機能、料金などをまとめているので、一元管理システム選びの参考にしてください。

ネクストエンジン

ネクストエンジンは、Hamee株式会社が提供する一元管理システムです。自動処理を得意としており、業務の効率化を目的としてシステムを探している方に最適です。

あらかじめ設定した条件にもとづいて、注文データを自動処理できるため、少ないリソースでも多くの業務を処理できます。また、ネクストエンジンに対応しているシステムが多い点も特徴的です。

主な特徴・ECの現場から生まれたシステム・200以上の異能を搭載・30日の無料トライアルあり
対応機能・受注管理・在庫管理・商品登録・決済サービス連携・送り状発行システム連携その他
対応チャネルECモール:楽天市場、Amazon他自社ECモール:makeshop、カラーミーショップ、BASE他越境EC:eBay、Walmart他
料金・初期費用:無料・月額:3,000円〜・年間保守費用:15,000円・アプリ利用料
拡張性・アプリ機能追加によるカスタマイズ・オリジナルアプリの開発も可能
公式サイトURLhttps://next-engine.net/

CROSS MALL

CROSS MALLは、株式会社アイルが提供する一元管理システムです。ASP(クラウド上)の業務用システムの強みを活かし、各モールやECカートの使用変更に迅速に対応しています。

創業から30年、5000社の実績をもつCROSS MALLは、ユーザーのリピート率は「98.4%」と高評価。

複数モールへの一括出品、価格や商品名の一括編集にも対応しているため、複数のモールを展開している方にとっては有力候補となるでしょう。

主な特徴・創業から30年、5000社の実績・各モールの仕様変更に対応・セキュリティ対策が万全
対応機能・在庫管理・商品登録・商品複製・受注管理・受注処理自動化・発注、仕入管理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、futureshop、BASE他・越境EC:eBay、Qoo10.com他
料金・初期費用:無料・月額:10,000円〜
サポート体制導入前〜運用開始後まで専任の担当者がサポート
公式サイトURLhttps://cross-mall.jp/

アシスト店長

アシスト店長は、株式会社ネットショップ支援室が提供する一元管理システムです。

「CRM機能内蔵型」のEC総合プラットフォームのため、受注や在庫の情報を一元管理できるだけでなく、分析やメール配信などのマーケティング機能も充実しています。

設定した条件でのステータス自動移動や、商品個数・地域ごとに配送方法を自動設定できる機能などの便利な機能を搭載。

受注から発送までシステムで一元化しながら、さらにLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すことができるでしょう。

主な特徴・CRM機能内蔵型システム・受注ステータス自動進行により受注処理作業の最小化を実現
対応機能・在庫管理・商品登録・受注管理・発送処理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、futureshop、shopify他・後払い決済:GMO後払い他・送り状発行:ヤマト運輸、SAGAWA他・WMS:COOOLA、LOGI FORCE他
料金・初期費用:無料・月額:10,000円〜
サポート体制導入前〜運用開始後まで専任の担当者が一貫サポート
公式サイトURLhttps://cross-mall.jp/

タテンポガイド

タテンポガイドは、株式会社スマートソーシングが提供する一元管理システムです。主要ECモールに対応しており、自社の運用フローや体制に応じた機能の選択が可能。

契約者ごとに専任の担当者がつき、無料トライアル期間から実用開始まで手厚いサポートが受けられます。

特定の条件下で3ヶ月無料ですべての機能を試せるため、「一元管理システムがどのようなものか」を知りたい方にもおすすめです。

主な特徴・利用料3ヶ月無料(条件あり)・導入から実用開始まで専任の担当者による手厚いサポート
対応機能・受注管理・商品管理・在庫管理・入金管理・配送管理・顧客処理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他・配送システム:ヤマト運輸、SAGAWA他
料金初期費用:無料月額費用:11,000円〜
サポート体制専任の担当者によるサポート
公式サイトURLhttps://tatempo.guide/

TEMPOSTAR

TEMPOSTARは、SAVAWAY株式会社が提供する一元管理システムです。

最大の特徴は、ASPタイプでありながらカスタマイズ性が高い「ハイブリッド型」である点。

個別にカスタマイズできることで、販売計画と照らし合わせて無駄のない運用が可能になります。

利用手順セミナーの定期開催を実施しているため、はじめての一元管理システム導入でも安心です。

主な特徴・カスタマイズ性が高い・利用セミナーの開催などサポートが手厚い・30日間のお試し期間
対応機能・受注管理・在庫管理・商品管理・複数倉庫管理・送り状発行システム連携・メール送信機能その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他・越境EC:eBay、ZenPlus他・配送システム:楽天スーパーロジスティクス、FBAマルチチャネル、ロジザードZERO他・決済:NP後払い、GMO後払い他・メール:メールディーラー、Zendesk他その他
料金初期費用:-月額費用:1,650円〜(商品課金+受注課金=月額費用)
サポート体制導入前〜運用開始後まで専任の担当者が一貫サポート
公式サイトURLhttps://commerce-star.com/

助ネコ

助ネコは、株式会社アクアリーフが提供する一元管理システムです。利便性と操作性の高さが評価されており、PCの操作に慣れていない方でも操作しやすい点が特徴です。

受注管理や商品登録などメインの機能を単体で契約できるため、必要なシステムのみ自由に選択可能。

また、国際評価基準のセキュリティ認証を取得しており、不正アクセスや情報漏えいへの対策も万全です。

主な特徴・操作性が高い・店舗の成長に合わせ機能追加が可能・30日間無料体験
対応機能・受発注管理・在庫管理・商品登録・Web領収書その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他
料金初期費用:30,000円月額費用:利用するシステムごとに異なる
公式サイトURLhttps://www.sukeneko.com/

通販する蔵

通販する蔵は、株式会社ソフテルが提供する一元管理システムです。

EC実務経験のスタッフによる丁寧なヒアリングで、自社ECサイトにぴったりなシステムをカスタマイズできるのが大きな特徴。

対応可能なサービスも幅広く、ECカートサービス「出店する蔵」や、実店舗向けPOSシステム「レジする蔵」など追加サービスとの連携も可能です。

主な特徴・丁寧なヒアリング・実店舗のPOSシステムや基幹システムと連携が可能
対応機能・受注管理・在庫管理・商品連動
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他
料金初期費用:要問い合わせ月額費用:要問い合わせ
公式サイトURLhttps://www.suruzo.biz/

まとまるEC店長

まとまるEC店長は、株式会社ブランジスタソリューションが提供する一元管理システムです。

登録数3000商品までなら月額9,800円の定額でサービスを利用可能。

送り状番号を一括取込できるため送り状の発行を自動化でき、さらに「発送完了メール」に送り状番号や配送状況を確認できるURLの挿入も可能です。

また、専任スタッフによる初期設定・運用開始後のサポートもあり、システムの導入がはじめてのでも安心です。

主な特徴・定額制・最大1ヶ月の無料トライアル
対応機能・受注管理・在庫管理・商品登録その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他
料金初期費用:無料月額費用:9,800円(登録数3000商品まで)
公式サイトURLhttps://www.ec-tencho.jp/

Crossma

Crossmaは、株式会社IZUMIが提供する一元管理システムです。追加料金なしでAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング・auPAYマーケットを利用可能。

また、中国最大のB2Bマーケットプレイス「アリババ1688」と日本で始めて連携しているため、効率的に商品を仕入れたい方にもおすすめです。

主な特徴・定額制・アリババ1688からの仕入れが可能
対応機能・受注管理・在庫管理・商品登録その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング、auPAYマーケット・倉庫:FBAマルチチャネルサービス、ヤマト運輸フルフィルメントサービス他
料金初期費用:30,000円月額費用:14,800円
公式サイトURLhttps://crossma.jp/

速販UX

速販UXは、株式会社サイオが提供する一元管理システムです。

マスターデータなしで使用できるため、データ移行や整理の手間が省けて初期設定の負担を軽減できます。また、基本的な機能に加えてカスタマイズも可能。

システムに不慣れな方でも使いやすい、簡単で操作性の高い点も魅力です。

主な特徴・マスターデータ不要・直感的で操作性が高い
対応機能・受注管理・在庫管理・商品管理
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、futureshop他
料金初期費用:10,000円月額費用:900円〜(定額と従量の2種類のプランあり)
公式サイトURLhttps://sokuhan.jp/

eシェルパモール

eシェルパモール
出典:https://www.scroll360.jp/service/system/e-sherpa-mall/

eシェルパモールは、株式会社スクロール360が提供する、中規模以上の通販事業者向けの一元管理システムです。

ペース機能を常に最新の状態に保つことで、モールの仕様変更にもスムーズに対応可能。

ネットショップ以外の電話注文も一括で管理できます。

主な特徴・中規模以上の通販事業者向け・追加費用不要・ネットショップ以外の受注も一括管理
対応機能・受注管理・在庫管理・商品管理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:要問い合わせ
料金初期費用:110,000円月額費用:44,000円
公式サイトURLhttps://www.scroll360.jp/service/system/e-sherpa-mall/

mylogi

mylogiは、株式会社mylogiが提供する一元管理システムです。ECおよびECを中心とする物流会社において多く採用されています。複数倉庫やロケーションの管理にも対応しているため、在庫管理の正確性に長けています。

主な特徴・小ロットでの対応可能・商品在庫管理から入出荷管理までシステム上で完結
対応機能・入荷登録、検品・注文登録、出荷管理・出荷管理、帳票出力その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、Shopify
料金初期費用:無料月額費用:15,000円〜
公式サイトURLhttps://system.mylogi.jp/

E-ASPRO

E-ASPROは、株式会社東計電算が提供する一元管理システムです。ECサイト構築・受注・在庫、プロモーションまでを一括で管理できるのが大きな特徴。

受注や出荷の管理はもちろん、コールセンターとの連携機能も実装されており、顧客マスタから問い合わせを管理できます。

また、問い合わせやクレームの履歴を残しておけば、担当者が変わってもスムーズに引き継ぎできます。

主な特徴・コールセンターのアウトソーシングが可能・商品在庫管理から入出荷管理までシステム上で完結
対応機能・受注管理・出荷管理/発送照会・発注管理/仕入管理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・自社サイト
料金初期費用:500,000円〜月額費用:90,000円〜
公式サイトURLhttps://www.e-shop.co.jp/ec/e-aspro/

GoQSystem

GoQSystemは、株式会社GoQSystemが提供する一元管理システムです。直感的なUIが特徴的で、誰でも簡単に操作しやすい仕様となっています。 定額制のため注文数が増えても利用料は変わらず、今後成長が見込まれるネットショップでも低コストで運用可能。

連携サービスが豊富でサポートも充実しており、土日の緊急時にもLINEで対応してくれます。

主な特徴・定額制・土日の緊急時もLINEでサポート
対応機能・受注管理・在庫連携・商品管理その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、カラーミーショップ、Shopify
料金初期費用:30,000円〜月額費用:15,000円〜(受注件数が少ない無料プランあり)
公式サイトURLhttps://goqsystem.com/

通販番長

通販番長は、株式会社スプレンダーコンサルティングが提供する一元管理システムです。多店舗運営における注文・在庫管理のほか、コールセンターとの連携も可能です。

社内で完結する「オンプレミス型」と、インターネット経由での「クラウド型」の両方に対応。

定額料金のため、コスト管理が容易な点も魅力です。

主な特徴・コールセンターと連携可能・オンプレミス・クラウドの両方に対応
対応機能・受注管理・在庫管理・定期購入・在庫引当その他
料金初期費用:200,000円月額費用:50,000円(オプションプランあり)
公式サイトURLhttps://xn--fpyv90crnc8qh.jp/

特攻店長

特攻店長は、株式会社キャプサーが提供する一元管理システムです。あらゆるECモール・カートASPと連携しており、さまざまなシステムと互換性をもっています。

また、専任のスタッフがつき、導入前の相談、店舗運営の疑問などに対応してもらえる点も独自の強みです。

主な特徴・定額制・オンプレミス・クラウドの両方に対応
対応機能・受注管理・商品管理・在庫管理・売上集計・在庫引当その他
対応チャネル・ECモール:楽天市場、Amazon他・ECカート:makeshop、futureshop、Shopify他
料金初期費用:100,000円月額費用:10,000円〜
公式サイトURLhttps://tencho.jp/

ネットショップ(EC)の一元管理についてよくある質問

ネットショップ(EC)の一元管理についてよくある質問

ここからは、ネットショップ(EC)の一元管理に関する、よくある質問と回答を紹介します。

基礎的な内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

小規模なEC事業でも一元管理システムを導入するべきですか?

一元管理システムは運営効率を向上させ、売上アップを目指しやすくなるため、小規模なEC事業でも導入をおすすめします。

特に、以下の条件に該当するEC事業者は、すぐに導入を検討するとよいでしょう。

  • 複数の販売チャネルを運営している
  • 在庫や受注の管理に時間がかかっている
  • 業務の属人化を防ぎたい

現在の運用方法を一元管理システムに移行するのは難しいですか?

データ移行は重要なステップですが、多くの一元管理システムには以下の機能が備わっているため、スムーズな移行が可能です。

  • CSVファイルでの商品データの一括インポート
  • API連携によるデータ同期
  • 導入サポートやトレーニング

なお、事前にデータ整理を行っておくと、よりスムーズに移行できます。

一元管理システムはどのモールやプラットフォームと連携できますか?

多くの一元管理システムは、以下の主要モールやプラットフォームに対応しています。

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • Qoo10
  • 自社ECサイト(Shopify、EC-CUBEなど)
  • 海外モール(eBay、Walmart、AliExpressなど)

一元管理システムを導入する前に、必ず自社の運営チャネルに対応しているか確認しておきましょう。

一元管理システムは自社ECサイトにも使えますか?

一元管理システムは、自社ECサイトにも導入可能です。

例えば、自社ECサイトが「makeshop」「Shopify」「EC-CUBE」「BASE」などで構築されている場合でも、システムとの連携により商品情報や在庫を管理できます。

また、モールとの一元化も可能なため、シームレスに管理したい場合は、積極的に導入を検討してみましょう。

SNSでシェアする

関連記事

  • ネット物販とは?副業、在宅ビジネスからはじめる方法とメリット・デメリット
    2024.1.29

    ネット物販とは?副業、在宅ビジネスからはじめる方法とメリット・デメリット

    用語解説
    EC開業
  • ECサイトにCRMが必要な理由は?メリットや選び方のポイント、おすすめツール10選を比較!
    2024.1.30

    ECサイトにCRMが必要な理由は?メリットや選び方のポイント、おすすめツール10選を比較!

    用語解説
    EC運営
  • フルフィルメントの意味とは?ECサイト物流担当者が知っておきたい基本知識を解説
    2024.1.30

    フルフィルメントの意味とは?ECサイト物流担当者が知っておきたい基本知識を解説

    用語解説
    EC運営

あらゆる業態・商材の
ECビジネスをトータルサポート
ECサイト構築はmakeshop