ECサイト構築にかかる費用総まとめ!構築方法別に内訳を解説

ECサイトの構築費用は、手法や諸条件によって大きく異なります。

安く済ませるのであれば無料でも構築できますが、高ければ数百万円以上、さらに規模感が大きければ数千万円以上かかるケースもあります。

そのため、構築するECサイトに何が必要なのかを明確にして、作成方法を考えなければなりません。

結論、多くのケースにおいて「デザインテンプレートが豊富・高機能・カートASP」を利用すると、トータルでのコスパがよくおすすめです。

今回の記事では、ECサイト構築方法と費用相場、おすすめの制作会社の費用目安を紹介します。EC構築を検討中の企業様はぜひ参考にしてください。

ECサイト作成の相場

ECサイト作成の相場

ECサイト構築は大きく、「自分でサイトを作成する方法」と「制作会社に依頼する方法」の2つの方法にわけられます。

それぞれの費用目安は以下のとおりです。

自分で作成すると無料~数十万円

初期費用が無料の「ECモール」や「無料カートASP」などを利用すると、費用をかけずにECサイトを構築できます。

また、ECサイトに必要な機能があらかじめ用意されている有料カートASPの場合は、初期費用10万円程度〜となりますが、販売手数料や決済手数料などのランニングコストが無料サービスに比べて低く、長期的にみると安くおさまるケースも多くあります。

制作会社に依頼すると数十万円~数億円

制作会社に依頼する場合、ECサイトの規模によって構築費用は大きく変わります。

小規模ECサイトであれば10〜100万円程度、中規模ECサイトであれば100万円〜500万円、大規模ECサイトの場合は500万円〜数億円が費用相場となります。

【構築方法別】ECサイト作成にかかる費用

ECサイトの主な構築手法としては、次の5つがあります。

  • ECモール(出店・出品)
  • 無料カートASP・有料カートASP
  • オープンソース
  • ECパッケージ
  • フルスクラッチ

このうちECモール以外は自社ECを立ち上げる際の手法となります。

それぞれの構築費用・維持費用・そのほかにかかる費用の目安は次のとおりです。

構築費用費用合計初期費用月額費用その他維持費用販売手数料
ECモール数万円~無料~無料〜10万円・出店料
・システム手数料など(モールにより変動)
無料〜
無料カートASP無料~数十万円無料~無料 (別途手数料)決済手数料 など(サービスにより変動)サービスにより変動
有料カートASP数十万円〜10万円〜100万円~10万円・決済手数料
・システム利用料など (サービスにより変動)
サービスにより変動
オープンソース数百万円~100万円〜500万円10万円~数十万円~ 継続的な保守運用が必要
ECパッケージ数百万円~500万円~10万円~数十万円~ 数年ごとに入れ替えが必要
フルスクラッチ数億円~数千万円〜数十万円〜数十万円~ 継続的な保守運用が必要–  

以下で、ECサイト構築方法ごとの費用目安を紹介します。

ECモール

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど複数の企業やブランドが出品・出店をするネット上のショッピングモールです。Amazonのようなアイテムを出品するタイプのマーケットプレイス型と、楽天市場・Yahoo!ショッピングのように複数ショップが出店するテナント型があります。

自社ECの立ち上げに比べ、初期構築の費用と維持費用は安く、高い制作スキルも必要ありませんが、月額の利用料金や販売手数料が発生します。

代表的なECモールへの出店費用の目安は次のとおりです。

ECモール名初期費用月額費用販売手数料その他手数料
楽天市場60,000円がんばれ!プラン:25,500円
スタンダードプラン:65,000円
メガショッププラン:130,000円
システム利用料 2.0~7.0% (プランやデバイス等により変動)楽天ポイント
楽天スーパーアフィリエイト
R-Messe
楽天ペイ利用料
Amazon無料小口出品プラン:100円/商品
大口出品プラン:4,900円/月
商品カテゴリにより異なる  配送料
大量出品手数料
返金処理手数料
Yahoo!ショッピング無料無料無料(売上ロイヤリティ)ストアポイント原資負担
キャンペーン原資負担
アフィリエイトパートナー報酬
アフィリエイト手数料
ストア決済サービス手数料

それぞれのECモールでの費用について、以下で詳しく解説します。

楽天市場

楽天市場では、ほかの2つのモールにはない初期費用がかかります。月額費用はプランごとに異なりますが、大規模店舗以外は「がんばれ!プラン」もしくは「スタンダードプラン」の選択がよいでしょう。

また、システム利用料やその他手数料はショップの売上や購入者のでデバイスによって変動します。

各手数料の詳しい内容は次のとおりです。

  • 楽天ポイント:楽天会員の購入代金(税抜)×付与率(通常1.0%)
  • 楽天スーパーアフィリエイト:アフィリエイト経由売上の2.6~5.2%
  • R-Messe:3,000円~/月
  • 楽天ペイ利用料:月間決済高の2.5%~3.5%

Amazon

Amazonは、商品を出品する形式のECモールです。毎月の費用は出品形態によって異なり、販売予定点数に応じたプランを選ぶことになります。

1つの商品を販売するごとに手数料がかかる「出品プラン」もありますが、毎月50点以上の販売予定があれば「大口出品プラン」のほうがよいでしょう。

そのほかにかかる費用の内訳は次のとおりです。

  • 配送料:配送方法やサイズにより変動
  • 大量出品手数料:0.05円/商品(最初の200万件の出品までは免除)
  • 返金処理手数料:500円もしくは販売手数料の10%

Yahoo!ショッピング

Yahoo!ショッピング最大の強みといえるのが、初期費用・月額利用料・売上ロイヤリティが無料となることです。ECサイト構築に必要なコストをおさえて出店できるため、ハードルはかなり低いといえるでしょう。

ただし、ランニングコストとしてかかる手数料はほかのECモールと比較すると多く、売上が増えるほど負担も大きくなる点に注意が必要です。

Yahoo!ショッピングへの出店に必要なランニングコストは、次のとおりです。

  • ストアポイント原資負担:1~15%
  • キャンペーン原資負担:1.5%
  • アフィリエイトパートナー報酬:1~50%
  • アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬の30%
  • ストア決済サービス手数料:決済方法によって異なる

ECモールの流通総額ランキングを以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

ECモールランキング!ECモールの意味や種類~メリット・デメリットまで解説

カートASP

カートASPのASPは、Application Service Providerの略で、ネット上のシステムを使ってサイトを構築できるものとなります。自社ECを立ち上げる際には、最も初期費用・維持費用の安い手法です。

無料のカートASPにはBASEやSTORESなどがあり、有料のカートASPにはmakeshopやカラーミーショップなどがあります。

カートASPでは、サーバーは不要でソフトのインストールも要りません。有料カートASPを利用する場合、初期費用は数万円程度、月額の費用は一般的に数千〜数万円です。

カートASPでECサイトを構築する場合の費用相場は、以下のとおりです。

無料or有料初期費用料金プラン販売手数料決済手数料
BASE
<無料>
無料スタンダードプラン:無料/月
グロースプラン:16,580円/月
スタンダードプラン:3%
グロースプラン:無料
スタンダードプラン:3.6%+40円
グロースプラン:2.9%
STORES
<無料>
無料フリープラン:無料
スタンダードプラン:2,980円/月
フリープラン:5.5%
スタンダードプラン:3.6%
makeshop
<有料>
プレミアムプラン:11,000円
エンタープライズプラン:11,000円~
プレミアムプラン:12,100円/月 エンタープライズプラン:55,000円~/月無料プレミアムプラン:3.19%
エンタープライズプラン:3.14%
カラーミーショップ
<有料>
レギュラー:3,300円
ラージ:3,300円
プレミアム:22,000円
レギュラー:4,950円/月
ラージ:9,595円/月
プレミアム:39,600円/月
無料決済手段とブランにより異なる

各カートASPの料金について、以下で詳しくみていきましょう。

<無料>BASE

無料カートASPのBASEは、商品が売れるまで費用をかけずに利用できます。プランは売上規模にあわせて選べるので、無理のないECサイト運営が可能になります。

月商50万円以上のECサイトであれば、「グロースプラン」の利用を検討するのがよいかもしれません月額費用はかかりますが、スタンダードプランよりも販売手数料・決済手数料が安くおさえられます。

<無料>STORES

ショップの規模やジャンル問わないSTORESは、月額利用料はフリープランで無料、スタンダードプランでも2,980円と低価格となっています。

ECサイト運営に必要な基本機能を無料で利用できるところも魅力。ただし、有料カートASPと比較すると、決済手数料がやや高めに設定されている点に注意が必要です。

<有料>makeshop

12,000社以上のショップに導入されているmakeshopでは、プレミアムプランとエンタープライズプランの2つのプランを用意しています。プレミアムプランでも10,000商品登録できて、複数のアカウント作成も可能です。

また、販売手数料は0円で決済手数料も無料カートASPより低くおさえられており、売上が多いほど利益をあげやすくなるでしょう。

「長期割引プラン」や「複数店舗割引」などの割引サービスを利用することで、さらにお得にECサイトを構築・運営できます。

<有料>カラーミーショップ

カラーミーショップでは、3つの料金プランから事業にあわせて選択できます。自由度が高く、思いどおりのデザインでECサイトを構築できる点も魅力

プレミアムプランではECアドバイザーがつくため、自社ECサイトの課題を解決しながら売上アップを目指せます。また、プランに応じた追加料金は発生しますが、「Instagramショッピング連携」や「Amazon連携」も可能です。

ECサイト構築が可能なカートASPの選び方と、おすすめECカート7社を以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。

ECカートシステムの選び方完全ガイド【おすすめ7社徹底比較も】

オープンソース

オープンソースとは、無料でネット公開されているサイトの構築システムのことです。だれでも料金不要で使えて、公開されているソースコードを利用するので技術力さえあればサイトのカスタマイズもしやすくなります。

もしすべての設定を内製化するのであれば、サーバーやドメインの取得費用を除いた純粋な構築費用は無料。外部へ委託した場合には、初期費用で50万円前後、運用や保守も依頼する際は月に数万円〜数十万円程度かかります。

自由度が高い割に低コストの手法ですが、そのぶん社内スキルに高いものが求められたり、また公開されているソースコードを使っているのでセキュリティホールが突かれやすいという難点も。こうした課題をクリアするため、専門性の高い制作会社に力を借りるケースも多々あります。

オープンソースでECサイトを構築する際の費用目安は次のとおりです。

初期費用月額費用決済手数料
EC-CUBEクラウド版 Liteプラン:無料
クラウド版 Standardプラン:70,000円
ダウンロード版:無料
プランにより変動別途契約
Magento Open Source無料(有料版のAdobe Commerceは要問い合わせ)要問い合わせ要問い合わせ

EC-CUBE

EC-CUBEは、ECサイト向けのオープンソースです。クラウド版とダウンロード版の2種類あり、ダウンロード版であれば初期費用・月額費用ともにかかりません。

クラウド版は、プランや販売額に応じて6,800円〜84,800円の月額費用がかかります。

また、顧客管理機能や分析機能、販促機能など、必要に応じてプラグインで追加・拡張できるのもポイントです。

Magento Open Source

Magento Open Sourceは、Adobeから提供されているオープンソースのEC構築プラットフォームです。世界中で使用されているサービスでもあり、対応言語が幅広く越境ECに強みをもっています。

費用面は公式サイトに明記されていないため、詳細は問い合わせにてご確認ください。

オープンソースのメリット・デメリットや、おすすめサービスを以下の記事で紹介しています。オープンソースでのECサイト構築を検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。

ECサイトのオープンソースとは?メリット・デメリットからおすすめの比較まで

ECパッケージ

ECベンダーから開発されたECの立ち上げに必要な機能が備わっているパッケージソフトを購入し、サイト構築する手法です。

パッケージをもとに立ち上げるECは、費用も時間もかけて高機能でクオリティの高いサイトを目指すイメージ。初期費用の予算は500万円ほど、月額でも数万円〜数十万円のランニングコストがかかります。さらに、導入するシステムは最新性を保っていないので、3〜5年ごとに入れ替えが発生します。

代表的なサービス例にはEC-ORANGEやecbeing、ebisumartなどがあり、基本的には問い合わせにて見積もりを依頼することになります。

初期費用ランニングコスト
EC-ORANGE要問い合わせ要問い合わせ
ecbeing要問い合わせ要問い合わせ

EC-ORANGE

EC-ORANGEは汎用性の高いECサイト構築パッケージです。ソースコードを開示していることから、どの制作会社に依頼しても希望のサイトを構築・運営できるのが魅力。

また、EC-ORANGEが提供する「スクラッチフレームワーク」と呼ばれるフレームワークを利用することで、従来の1/2の期間での構築が可能になります。

費用の詳細は問い合わせ・見積もりにてご確認ください。

ecbeing

業種や商品に応じて柔軟なECサイトを構築できる、ecbeing。1,600サイト以上の導入実績があり、Bビジネスにあわせたサイト作成が可能です。

また、ECサイト構築以外にデジタルマーケティング支援にも対応しているため、ノウハウがない企業でも安心して取り組めるでしょう。

以下の記事で、ECパッケージの選び方やおすすめ7社を紹介しています。あわせてご覧ください。

ECパッケージとは?シェアや市場規模などから7社を徹底比較

フルスクラッチ

最後に紹介するのがフルスクラッチです。ECサイトをゼロから構築します。既存のシステムやテンプレートを利用しないので、カスタマイズ性に関しては1番高いです。

これまで紹介してきたECサイト構築のなかでもっとも費用は高く、およそ1000万円以上はかかるでしょう。また、月額費用も数万円〜数十万円かかります。

フルスクラッチの詳細について知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

フルスクラッチとは?ECサイト構築の費用や開発方法、メリットデメリットまで徹底解説

具体的なECサイトの構築方法や手順についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。

ECサイト構築の完全ガイド|作り方の種類・費用から手順まで解説【比較表も】

おすすめのECサイト制作代行14選!

ここからは、おすすめのEC制作会社の費用、料金事例をご紹介します。以下の表に紹介する製作代行の費用目安をまとめましたので、参考にしてください。

代行会社名初期費用月額費用
makeshop11,000円〜12,100円〜
株式会社askme250,000円〜要問い合わせ
株式会社KTG creation15,000円〜要問い合わせ
株式会社エマージ要問い合わせ要問い合わせ
インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社要問い合わせ要問い合わせ
株式会社IKITA企画49,800円〜要問い合わせ
株式会社イコールズ29,800円〜10,000円〜
株式会社ティファナ・ドットコム要問い合わせ要問い合わせ
S&Eパートナーズ株式会社400,000円〜100,000円〜
ドクターほーむぺーじ制作1,000,000円(はじめてパック)要問い合わせ
ECH株式会社要問い合わせ10万円~
株式会社飛躍要問い合わせ要問い合わせ
バークレイグローバルコンサルティング&インターネット株式会社要問い合わせ要問い合わせ
株式会社マルウェブ要問い合わせ要問い合わせ
※本記事内に記載する各社料金は2024年11月時点での著者調べの金額です。サイト規模や諸条件により金額が異なる可能性がありますので、実際の金額は各社に直接ご確認ください。

気になる代行業者があれば、実際にサイト構築費用の見積もりをとってみましょう。比較・検討するため、複数社に同じ内容で見積もり依頼をしますが、この際気をつけたいポイントは以下のとおりです。

  • ECサイトの目的や、かなえたい要件を明確にすること
  • 必ずどの会社へも同じ内容で依頼すること
  • 社内で、要件の優先順位を考えておくこと

ベンダーや制作会社はそれぞれ特徴や強みをもっているため、依頼の内容は具体的に同じ内容で依頼しましょう。

また、提出された内容を検討する際、優先順位を明確化しておけば、社内で方針を統一しやすくなります。各サービスの費用や概要を以下で詳しく紹介します。

makeshop(メイクショップ)

makeshop(メイクショップ)はこれより後にご紹介する制作会社とは異なり、自社でASPカートシステムを開発・提供しています。流通総額=ショップ様の総売上は12年連続業界No.1で売れるECサイトの構築に強く、近年は中・大規模サイトへの対応も強化。

makeshopのプランと、ECサイト構築に必要な費用相場は以下のとおりです。

初期費用月額料金販売手数料決済手数料
プレミアムプラン11,000円12,100円無料3.19%※
エンタープライズプラン11,000円~55,000円〜無料3.14%
※決済金額が以下カード区分でそれぞれ月50万円以上の場合(VISA/Mastercard、JCB/American Express/Diners)

また、「開店代行サービス」「運営代行サービス」など初めての方にもご安心のプラン・メニューを揃え、構築・運営に必要なすべてをサポートしています。

開店代行サービスの費用は280,000円〜、制作代行サービスの費用は900,000円〜となっており、ほかにもさまざまなサービスを提供しています。


詳しくはサービス概要資料を無料ダウンロードにてご確認ください。

業界No.1のECサービス資料30秒 無料ダウンロード

※No.1:流通額=受注金額。ネットショップ・ECサイト構築サービス運営企業各社の発表数値より、ASPサービス単体の数値を算出し比較(自社調べ 2024年11月時点)

株式会社askme

楽天市場への出店に強い制作会社の「ask me」です。楽天市場以外にもYahoo!ショッピングやauPAYマーケットへの製作プランや、makeshop・shopifyなどのプラットフォームでの自社ECサイト構築にも対応。

また、完全オリジナルのECサイトを新規制作することも可能で、費用は1,000,000円〜。ECモールをベースにして自社サイトを構築する場合は400,000円〜となります。

プラン名(楽天市場製作プランの場合)初期費用基本メニュー
スタートプラン250,000円オリジナルトップページ作成:100,000円~
商品登録(基本):¥1,500~
商品詳細ページ作成:25,000円~
ランディング ページ作成(LP):¥100,000円~ など
スタンダードプラン398,000円
オリジナルプラン要見積もり

株式会社KTG creation

makeshopやカラーミーショップ、BASEを使ったサイト制作に強い制作会社です。構築先のサービスによって料金は変動しますが、安価なBASEを例に挙げると、初期設定のサポートのみであれば15,000円から依頼可能となっています。

また、スタンダードプランの130,000円であれば、サイトのカスタマイズやコンテンツ制作、画像・バナー制作まで任せることが可能。

カートシステムを使ったECサイト制作以外にも、LPサイト制作やロゴ制作、コンテンツ制作、Web運用サポートサービスなど幅広いサービスを展開しています。

プラン名(BASEの場合)初期費用
ミニマムプラン15,000円
ライトプラン60,000円
スタンダードプラン130,000円

株式会社エマージ

株式会社エマージは、EC-CUBEを使ったECサイト構築をおこなっている制作会社です。
詳しい料金については要問い合わせとなりますが、平均依頼額は約630万円・平均構築期間は約6ヶ月・平均サポート期間は約5年となっています。

「EC-CUBE公式インテグレートパートナー」の認定や、「EC-CUBE SITE AWARD 2019 オリジナリティ部門賞受賞」などの実績があり、EC-CUBEでのECサイト構築を検討している方におすすめです。

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社

インターネット・ビジネス・フロンティア株式会社では、サイト構築だけでなく、ECサイトの運用支援・コンサルティングなどもおこなっています。
ECサイトデザイン構築の費用目安は300万円〜800万円、フルスクラッチ開発でのECシステム構築は1,000万円〜となっています。

株式会社IKITA企画

低価格が売りのECサイト制作サービスの「HappyProduce」を運営する会社で、カートASPを使用したECサイト構築やWEBコンサルティングもおこなっています。各モールやカートASPでの制作代行は109,780円〜、月額費用はモールやカートASPによって変動。

また、レスポンシブ対応のECサイトを49,800円〜作成可能で、デザインデータをECサイトとして動くようにコーディングするコーディング代行を100,000円〜で対応しています。

株式会社イコールズ

EC-CUBEやWordPressなどを利用してサイト制作をおこなっている制作会社です。システム利用料が無料であるため、低価格での制作を実現しています。

自社ECの制作は68,000円〜、WordPressを利用したホームページ制作は初期費用29,000円、月額10,000円で依頼できます。

株式会社ティファナ・ドットコム

企業の課題を解決するDXソリューション、「AIさくらさん」シリーズを提供する株式会社ティファナ・ドットコムです。

一般サイトの制作を中心に、ECサイト制作もおこなっています。「ジャパネットたかた」など大手企業のサイト制作実績があり、実績は1,000社以上。料金については要問い合わせとなっています。

S&Eパートナーズ株式会社

FutureShop、カラーミーショップ、Eストア、その他などのASPサービスを利用したショッピングサイト構築プランを提供しています。各種ASPカート利用料は300,000円〜、オープンソースは500,000円〜。

また「目指せ月商100万円プラン」として、月商100万円を突破するためのサポートも実施。ECコンサルティングとして長年培ったノウハウを生かし、運営サポートに力を入れている制作会社となっています。

コース名(目指せ月商100万円プラン)初期戦略設計費用月額料金
スタンダードコース40万円10万円~
スタンダード“プラス”コース20万円~
マスターコース30万円~
※全コース1年契約

ドクターほーむぺーじ制作

ECサイト制作のほか、SEO対策サービスも提供しています。ECサイト新規立ち上げの場合、サーバの設定からデザイン制作、基本情報の設定などの基礎機能に加え、SEO内部対策やGoogle Search Consoleの設置なども含めた「はじめてパック」を100万円から利用できます。

ECH株式会社

2021年8月に株式会社ECホールディングスより社名変更したECH株式会社。ECサイト制作のほか、EC運営代行、業務代行、受注処理代行もしています。オープン後も運営のトータル支援をしてもらえます。
EC運営代行事業は「株式会社arounds」としておこなっており、以下の3つのプランが用意されています。

プラン費用
月額固定プラン10万円~/月
成果報酬プラン月額固定費+成果報酬100万円~
ECサイト新規構築100万円~

株式会社飛躍

近年注目度の高まる越境ECの制作に強い会社で、運用代行も担い、海外進出をサポートしてくれます。
Shopifyを利用した制作に強みをもち、多言語越境やカート移行、オムニチャネルEC、マルチサプライヤー型ECなど、幅広いサービスを展開。費用については要問い合わせとなっています。

バークレイグローバルコンサルティング&インターネット株式会社

グローバル視点から世界シェアNo1 の「ECバスケッチ」を活用し、ECサイトの制作支援をおこなっています。

また、国内スクラッチEC構築として「EC CUBE」を使った本格的なECサイト構築も可能。費用については要問い合わせとなっています。

株式会社マルウェブ

世界的に利用されているオープンソース「Magento」を使用したEC制作サービスを提供しており、こちらも越境ECに強い会社です。費用については要問い合わせとなっています。

ECサイト構築にかかる費用・コスト削減の方法

ECサイトを立ち上げよう!と、パッケージソフトを販売するベンダーや制作を依頼する会社に対して見積もりをとる前に、費用やコストを削減する方法をおさえておきましょう。

ECサイトを低リスクで構築して効率よく利益をあげるには、以下のポイントを意識することが大切です。

既存のテンプレートやプラットフォームを活用する

完全オリジナルのECサイトを構築する場合、自由度が高い反面、多くのコストがかかります。そこでまずは、すでにあるテンプレートやプラットフォームを活用し、低コストでECサイトを構築することを考えてみましょう。

たとえば、無料のカートシステムであれば初期費用をかけることなくECサイトを構築できますし、リスクを最小限におさえられます。

機能が充実している

ECサイトを構築・運営する際、必要となる機能はサイトによってさまざまです。決済機能や顧客管理機能、分析機能、SNS連携機能など、サイトを便利に活用するために最低限の機能は必須となります。

しかし、機能を追加するたびにコストがかかる方法でECサイトを構築すると、「思っていたよりコストがかかった」ということになりかねません。追加でのコストをできるだけ発生させないためにも、すでに機能が充実しているサービスを利用しましょう。

集客やマーケティングに関するサポートが充実している

自社ECの構築後に課題となるのが「集客」です。立ち上げて間もないサイトは、なかなか検索順位も上がりません。顧客をサイトへ誘導するためには、以下のような手法を用いて集客対策をおこないます。

  • SEO対策
  • WEB広告(リスティング、ディスプレイ、アフィリエイトなど)
  • SNS(Facebook、Instagram、Twitter)
  • インフルエンサーマーケティング

効率的にこれらの対策をおこないたい場合、あちこちへ業務を依頼するよりもなるべく1つの会社に任せるのがおすすめです。集客も請け負ってくれるか、もしくは広告代理店などと連携している制作会社を選べるとよいです。

サポート体制の充実度

サポート体制が充実しているサービスなら、万が一のトラブル時のコストを節約できます。自社で対応できないトラブルが発生した場合、外注するケースも少なくありません。

しかしサイト構築費用そのものが安価でも、サポート体制が整っていなければトラブルが起るたびに外注費がかかることになります。

サポート体制が充実しているサービスを選んでおくと、トラブルが発生しても対応してくれて、突発的な出費の心配がなくなります。

結局どの方法がコスパ最強なの?

どの方法がもっともコスパがよいかは、「どこを重要視するのか」によって変わります。多くの場合は、低コストで自由度の高いカートASPを利用することで、余計なコストをかけずに理想的なECサイトを構築できます。

無料カートASPにもテンプレートが用意されていますが、中長期的にみると機能面・サポート面で物足りなさを感じるケースも少なくありません。

そのため、費用をおさえながらも機能が充実し、サポート体制が万全に整っている有料カートASPがもっともコスパがよいといえるでしょう。なかでも、低コストで高機能、さらにサポート体制も充実しているmakeshopがおすすめです。

makeshopでは無料体験中・契約後・開店後と、各ステップにあわせた無料サポートを提供しています。

サイト構築での不明点からデザインの困りごと、さらにショップ運営の効率化や売上アップの方法など、幅広い内容にもECサイトのプロが対応。ECサイトを効率よく構築・運営できる体制が整っています。

ECサイト構築にかかる費用に関するQ&A

最後に、ECサイト構築での費用面に関するQ&Aを紹介します。ECサイトを構築するうえで知っておきたい内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

ECサイト構築に活用できる補助金はある?

ECサイト構築に活用できるおもな補助金は次のとおりです。

  • 事業再構築補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 各自治体による補助金

2023年まではIT導入補助金もECサイト構築を対象としていましたが、2024年からは対象外となっています。

出典:https://it-shien.smrj.go.jp/

信頼できる制作会社の選び方は?

信頼できる制作会社かどうかを判断する指標として、次の項目が挙げられます。

  • 実績
  • 業界経験年数
  • 成功事例

制作会社の公式サイトにはさまざまな情報が掲載されているため、上記の3つのポイントをチェックしてみましょう。

また、問い合わせ時点での「コミュニケーションの丁寧さ」や「レスポンスの早さ」も信頼できるかどうかの重要な判断基準となります。

ECサイト構築の費用対効果を高めるには?

ECサイト構築の費用対効果の高め方はたくさんありますが、効率よく利益を出し成功に導くためにも、次のポイントをおさえておきましょう。

  • ECサイトの明確な目標を設定する
  • 必要な機能・不要な機能を明確にする
  • 複数の観点からみて適切なプラットフォームを選択する
  • 外注と内製のバランスを検討する

ECサイト構築は、初期費用をできるだけ少なくすることで、リスクを最小限におさえられます。

ただし、開設直後は成果につながらないECサイトも多いため、長期的に改善しながら運営していく意識が大切です。

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